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蛭(ヒル)療法からアトピーを治す治療が!? [シリコンカッピングを使用した瀉血]

このブログでもたびたび紹介している瀉血という療法ですが、
この"瀉血"という行為がどうしてアトピーに効果があるかという事を
あまりこのブログでは書いたことが無いので、今回は少しだけ私が自分で調べた中で
ご紹介したいと思います。
蛭.jpg

治りにくい傷跡や壊死しかかった箇所に"ヒル"を這わせて血液循環を良くして治療する方法を聞いたことはないですか?
ヒルは人の表皮に噛みつくと、血液が凝固しない成分(ヒルディン→あとのヘパリン)の唾液を常に分泌し、
表皮からどんどん体内の血液を吸収していく。
このようなヒルを使用した瀉血療法は古くから脳溢血や高血圧、肩こりなどの、
現在ではドロドロ血液が原因とされる病に対して行われてきました。
ヒルによる瀉血には基本的にはアレルギー反応や副作用といったものがありません。
血液を貰う動物に生体防御反応を起こさせないことで、ヒルは新鮮な血液を得ることができ、さらには
長時間固まらせず、新鮮なまま保つように、噛んでも痛くない鎮静作用、炎症を起こさせない抗炎症作用
溶血、血小板集合の抑制などの効力を持つ成分を分泌するように出来ているみたいです。
自然ってすごいですよねぇ。。。
血液の流れをきれいにし、かたまりを溶かし、壁の老化を防ぎ、丈夫にする。
ミズヒル(水蛭)はその生態から『体内循環の申し子』と呼ばれ古くから用いられていました。
勿論、傷跡をなくすためや、皮膚病の患部に張り付けるなんてことも多々行われていたようです。

そんなヒル療法にも欠点があります。
蛭はいったん食事をしたら(2cc程度)半年間は食事をしない。という事です。
一匹の蛭が吸うことの出来る血液量は非常に少ないため、一回の療法には
20~30匹の蛭が必要だったという事。
また、1回使用した蛭は、また治療に使用できるようになるまで10か月はかかるため、ほとんど捨ててしまうという事で、なかなか一般の家庭では普及しませんでした。
私もここまで調べて、
『蛭最強じゃん!アトピーには蛭で決まりっしょ!』と思っていましたが諦めました。
東京のど真ん中でヒルを20~30匹も捕まえられる気がしないし…
蛭って映画ぐらいでしか見たこと無いから、捕まえても肌に乗せるのを躊躇してしまいそう…

一応、現代では蛭を1匹200円くらいで販売している業者もあるようなので、
欲しい人は調べてみて下さい。。。


…とまぁ、いろいろと自分なりに調べた結果で、私は刺絡針による瀉血と
カッピング&刺絡針という療法に落ち着くワケですが、
その色々な話の続きはまた今度★

読んで頂いてありがとうございました(^^)
あと、蛭は蛭でも瀉血療法に使用できるような吸血の蛭というのは
日本では60種類中の3種類くらいしかいないそうです。
ますます素人には敷居の高い"蛭療法"でした―――――

私が実践している瀉血&カッピング療法をyoutubeで紹介しています↓

 



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